2016年 03月 02日 ( 1 )

卒業式の歌問答

           卒業式の歌問答   「今日の日はさようなら」 あの日を忘れないために

           卒業式のシーズンが巡ってきた。作今卒業式での日の丸掲揚・君が代斉唱に反対した教職員の
         処分が相次いでいる。日の丸掲揚・君が代斉唱が府県の条例で定められ校長の職務命令に反した
         ことが処分理由だとされるが、個人の「良心に基づく抗命権」が保障されない国に未来は無い。戦前
         の軍国主義の時代と何ら変わらないし、その反省が生かされていないのも問題である。
           私には卒業式での忘れられない経験がある。それは四十数年前のことである。当時所謂大学紛争
         の波が高校にも及び私の勤めていた学校も生徒会を中心に民主化の運動が盛り上がっていた。
         その中で卒業式を迎え、校長不信任決議を総会で決めていた生徒会は卒業式の歌も「今日の日は
         さようなら」と決めていた。
           式が進み校長の式辞が始まると一斉に後ろを向き新聞各社はこの写真を一斉に載せた。火炎瓶
         が投げられるような過激な行動が多い中で生徒会が主導した統一行動は珍しかったからだろう。
         歌が始まると大多数の生徒が「今日の日はさようなら」を歌う中で一部の生徒は「仰げば尊し」を、
         また或るものは「インターナショナル」を歌いだした。 混乱も無くみんな精一杯声を大にして自分の
         卒業式の歌を歌い切ったのである。 教師や保護者には不満な人も多かったが私はある種の感動を
         持って一緒に歌ったことを覚えている。
           この時の生徒会の民主化要求の第一は「生徒心得」の廃止であったが、彼らが考えていたのは
         「生徒心得」ではなく「生徒憲章」だった。 その中で曰く 「我々は他人の自由を尊重する範囲において
         その自由を確約される」
というもので、禁止条項を並べた「生徒心得」とは真逆の発想で私にとっては
         目からウロコであった。
           この時に関わった生徒のなかに後に教師になり前記の処分を受けて法廷闘争をしている人が何人
         か居るのは偶然ではないだろう。
           私にとっても忘れられないあの日のことを、いや忘れてはならないあの日を今日に生かすために
         私に何が出来るのだろうか。彼らの行動を支持し日本の右傾化に歯止めをかける運動にささやか
         ながらも支持と行動を、 今日は私の母校の卒業式、ビラ撒きに参加しようと思う。
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by kame0401 | 2016-03-02 16:06 | kameの独り言 | Comments(0)

人生二毛作を目指して・・・