2014年 04月 09日 ( 1 )

蕩けるようなボケの味

        蕩けるようなボケの味   唐三彩の盃



        唐代の墳墓から出土する「唐三彩」は、その柔らかな色彩ゆえか日本人の好きな陶器である。釉薬
        の緑色は銅、赤褐色は鉄、クリーム色はアンチモンだというが、その巧まない混ざり具合が絶妙の
        味わいを醸し出すのである。

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        カメラで写す時もピントを浅くして蕩けるようなボケの味を愉しむことで、唐三彩の味が一層増すと
        いうものだ。

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        ボケている後ろ側とは対照的に、前面は柔らかい釉薬のひび割れがその美しさを際立たせている。
        カメラは肉眼では気付かなかった微細な形や色彩の美しさを教えてくれることがよくあり、カメラの
        目は、今や私の第三の眼である。
by kame0401 | 2014-04-09 21:25 | 私のガラクタ美術館 | Comments(2)

人生二毛作を目指して・・・
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