2017年 07月 26日
カワセミとの出会い
細い枝を咥えたカワセミ
探鳥会にはよく出かけていた。 大阪南港が当時ごみ捨て場として埋め立てられている最中で、岸辺には
シギやチドリの仲間がよく見られた。当時は双眼鏡で種名を確認するだけでカメラや望遠レンズなど
持っていなかった。そんな折猟銃で鳥を撃っている人がいた、それは鳥類図鑑の著者小林桂助氏だった。
鳥を撃つことに疑問を感じて、そのことを問うと現物を手にしないと実在を確認できないからだとの答えが
返ってきた。彼の図鑑は写真ではなく画家の手になる細密画だ、そのための資料蒐集だったとしてもやはり
納得出来ないですね。その時彼が猟銃で仕留めた 鳥はベニアジサシだったと記憶している。でも猟銃は駄目
ですよね、当時はポインター犬と猟銃で狩り をするのが金持ちのステイタスだった時代だとしても・・・・
時は流れ淀川河川敷にコミミズクが居るとの話を聞き現場を観に行ったのが始まり、まずカメラハンター
の砲列に驚いたが、いつの間にか私も重いレンズ担いで出かけるようになっていた。デジカメとパソコン
とインターネットの出現で手軽に写真の処理とブログに載せることが可能になり、カメラハンターの増殖
に拍車がかかったように思う。私も80の手習いでパソコンを始め、教えを請いながらブログとやらにも手
を染めるようになった。私の拙いブログにも常連の訪問客が何人か居られて有難いことだが、少しでも
内容のあるブログにしなければと思う今日この頃である。