2016年 02月 07日
今日の一枚
カワセミの魅力は第一に光線の具合でエメラルドグリーンからコバルトブルーに変幻する色彩の見事さだろう、
同じように清流に棲息するカワガラスやミソサザイが褐色の地味な羽色なのと比べて目立ちすぎるのではと
余計な心配をしてしまうほどだ。 そして第二に一瞬に魚を咥え飛び上がるダイナミックな飛翔と水飛沫の
美しさだろう。 こうして写真に撮って見ると肉眼では見えないその美しい羽の一枚一枚に造物主の祈りにも
似た願いが篭められているような気がするのは私だけだろうか。
この美しいカワセミの魅力に取り付かれた「カワセミ病」は全国的に蔓延し患者の数は万を数えるのではないか。
この病気の患者は撮った写真を自慢げにブログに掲載し病原菌の蔓延に手を貸していることに気が付いてない
から始末が悪いのである。 かく言う私も病膏肓に入り分不相応なカメラやレンズになけなしのへそくりを叩き、
「下手も絵のうち、下手が良い」とて今日もカレンダーの予定表を眺めて家内に笑われていることである。