2014年 10月 28日
河内湖にびっくり
能面展終わりました・・疲れました
外人もびっくり、日本人もびっくりの河内湖 時空を超えた眼で謡跡を探る企画は大成功。
来場者400人の盛況で、通りがかりの若い人が意外と能に興味を示してくれたのは嬉しい収穫だった。
来客席の後ろには能面袋を市松模様に並べてみました。伝来の能面を納める袋は古来から
特別な扱いを受け、貴重な能装束の古くなったものや金襴緞子の帯布が使われ、ボロボロに
なっても能面と共に大切に伝世されてきたものが多い。
私の能面袋コレクションには母が愛用していた擦り切れた帯や、その右隣は以前「平家物語」
をテーマにしたときにネットで手に入れたもので、平家の「揚羽紋様」の古布は、文化三丙寅年
三月吉日と墨書された木製の御幡筐に入り、包まれた和紙には下掲のように書かれていた。
平家ゆかりの寺院で使われていたものではないかと推察されるもので我が家の逸品である。