コプト織裂

         コプト織裂      私のガラクタ美術館(26)


        今回はコプト織の裂端である、上が35センチ下が30センチの小さなもので額装して飾っている。これは
        馴染みの骨董店で眺めているうちに買うはめになったもので結構お気に入りの一つである。
        金もないのに骨董に興味があり、骨董師匠の同僚と骨董屋巡りをしているうちに私にも馴染みの店が
        出来る、値切ると気持ちよく負けてくれる。やがて此方の好みを覚えると市で好きそうなものを見つけて
        買っておき顔を見ると奥から出してきて、これFさんが好きだろうと思って買ってきましたという。此方の
        懐具合もお見通しだから、そんなに高くない。こうなると三度に一度は買わぬわけにはいかなくなる、所謂
        「義理買い」と言うやつである。そんな形で増えたコレクションだが、いま思うと義理買いでなければ買わ
        なかった優品が結構ある。
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        コプト裂とは古代エジプトのキリスト教徒の人たちが使っていた綴れ織であり、地中海文化の影響をうけて    
        いると謂われている。
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        平織で緯糸(横糸)に色糸を使い身近な花や動物が図案化されて独特の雰囲気を醸している。
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        魚の図案だが生き生きと今も鮮やかな紅色が残る
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        チューリップだろう見事に図案化している
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        くねくねと身をくねらせるのは蛇それとも海蛇か
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        上の烏の子供だろうか、それとも水鳥なのだろうか


        現在エジプトではコプト教徒(キリスト教の一派)は少数派になり、イスラム教のイスラム同胞団による
        迫害が報じられている。コプトは古くて新しい歴史を私達に示している。


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by kame0401 | 2013-09-26 20:19 | 私のガラクタ美術館 | Comments(0)

人生二毛作を目指して・・・
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