何故か似てるやろ

        何故か似てるやろ


        先日稲妻の写真を撮り、ブログに載せた時に似てる!と思い、ハードデスクの写真を家探ししたら、
        やはり出てきた。それはMRIフイルムに写った私の脳神経の姿である。
d0156718_20573070.jpg


d0156718_2059292.jpg

        似てはいるが、全然違う。私の脳の稲妻は本物のような閃きもなく、いつ梗塞を起こしても不思議
        ではない。若い時、感激感動した私の脳が感じたあのダイナミックな音響と閃光はもう望むべくもない
        のだろうか。「加齢によるものですね」と言われるようになってもう何年になるだろう・・・・

d0156718_205754100.jpg

by kame0401 | 2014-09-26 20:46 | kameの独り言 | Comments(0)

たかがコーヒー

        たかがコーヒー    「コピ・ルアク」


d0156718_10161377.jpg


        この「コピ・ルアク」なるコーヒーは帝国ホテルで飲むと、一杯5.500円もするという代物である。
        私達のコーヒー好きを知る甥から土産にもらったものだが、これは何者か早速調べてみた。
        「コピ・ルアク」のコピはインドネシア語でコーヒーのこと、ルアクはジャコウネコのことだと言う。
        野生のジャコウネコがコーヒー畑のの熟した実をたべた後に排せつする糞の中に残る種の部分を
        洗って乾かし焙煎すると、えも言われぬ美味しいコーヒーが生れると昔から言われていたそうだ。
        これに目を付け今ではジャコウネコを飼いコーヒーの実を食べさせて糞を集め、「コピ・ルアク」なる
        コーヒーを輸出していると言う訳。ジャコウネコの腸内を通る間に発酵か何か影響を受けるのだろうか、
        それにしても迷惑しているのはジャコウネコで毎日毎日コーヒーの実ばかり食わされたのでは
        たまららないだろう。ほかにも猿や象に食べさせて糞から種を集めると言うのもあると言うから面白い。
        「糞コーヒー」だと言われても仕方がない。
        しかし願わくば、コーヒー畑に落ちている野生のジャコウネコの糞のみを丹念に拾い集めて、そこから
        作ると言う方が夢もあり、値段はべらぼうに高くなってもロマンがあると思うのだが・・・・・・・。
        ところでいわくつきの「コピ・ルアク」の味はどうだったのか残念ながら、記憶に残っていない処を
        見ると大したことはなかったのではないだろうか。コーヒー好きで日に何杯も飲み、外では
        行きつけの美味しい喫茶店に昔から凝ってきた二人であるが、これは期待外れだったのではない
        だろうか・・・・・・・

by kame0401 | 2014-09-20 10:11 | kameの独り言 | Comments(0)

天山の旅余話

       天山の旅余話    ウルムチのバザール

d0156718_1255237.jpg

         天山山脈のの麓に新疆ウイグル自治区の首都ウルムチがある。賑やかなバザールを歩くとシシカバブ
         (羊の肉の串焼き)の屋台からは煙と共に美味しそうな臭いが漂ってくる。お腹を壊さないかなと心配
         しながら串を片手にバザールを見物する。その時買ったウイグル族の帽子である。

d0156718_1255853.jpg

         布地を売る髭のお爺さんが被っているのが上のウイグル帽である。

d0156718_1471439.jpg

         上のお爺さんの店で、バザールを歩くウイグルの女性が着ている服の独特の絣模様の絹地を購めた 。

d0156718_1417114.jpg

         


            烏魯木斉雑詩          烏魯木斉(ウルムチ)雑詩   

    

            午影街頭賈烤羊        午影の街頭烤羊を賈い

            芬芬燔炙放燻香        芬芬として燔炙燻香を放つ

            胡音胡俗両奇絶        胡音胡俗両つながら奇絶

            耳目都無不異郷        耳目都て異郷ならざるは無し



            昼下がり ウルムチの街 辻々に   賑わう屋台 シシカバブ

            燻す煙は 芬々と 香 り漂い   売り声も 行き交う人の 装いも 皆 珍しく

            耳にする 目に触れるもの   すべて我 遥かな旅の 異 邦人

            

                漢詩集  「天山遊草」より抜粋

by kame0401 | 2014-09-14 12:02 | 漢詩紀行 | Comments(0)

怒雷・豪雨


         怒雷・豪雨  日本異変列島

d0156718_1135612.jpg

                                                 2014.9.10  23.14.34 撮影  

      
          昨夜我が家のベランダから写したすざまじい雷さまのお姿、怖やの怖やの くわばらくわばら・・・・・・
          それにしてもこのところの豪雨というよりスーパー豪雨は想定外では済まされないもの。
          地球の気象が狂ってきていることを前提に、こう言う豪雨をも想定した対策が必要な時代に
          なっているようだ。



//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

by kame0401 | 2014-09-11 11:25 | カメラの眼で | Comments(2)

雪の科学館と氷河削痕始末記

         雪の科学館と氷河削痕始末記

         石川県の柴山潟といえば片山津温泉が有名であるが、同じ畔に「雪の科学館」がある。それは
         雪の研究で名高い中谷宇吉郎出身地と言うことで建てられたものだと言う。先般ここを訪れたが、
         見学者に雪の結晶を造る体験をさせるなどユニークな存在である。感慨深い旅の後に思いついた
         のは、かって中国の天山山脈を訪れた時に持ち帰った「氷河削痕」の標本をこの科学館に寄贈
         しようと言うことだった。
         私の唐突な寄贈申し入れを快く受けて下さり、下掲の写真にある「氷河削痕」の標本は、いま
         「雪の科学館」に収蔵され最善の安住の地に収まっている。
         それから間もなく、日本にも剱岳や立山の雪渓に「氷河」があることが確認されたと新聞で大きく
         報じられ、何か因縁めいたものを感じたことであった。


d0156718_21201482.jpg

         天山山脈ボコダ峰のベースキャンプ地がこの時のトレッキングの目標地点で途中馬に乗ったり
         しながらの楽しい旅だった。ボコダとはウイグル語で「聖なる山」を意味すると言う、中腹に西王母
         伝説の舞台となる「天池」がある。

d0156718_21261645.jpg

         1枚目の絵の左端に見える峰が、ボコダ西峰で氷河を抱えた秀峰である。1988年とあるから
         随分昔のことである。この時のトレッキングは豪雨で中国国内便の飛行機が欠航したり、座席
         予約数の間違いでツアーリーダー抜きで先発するなどトラブル続きの旅だった。

d0156718_21371556.jpg

         温暖化の影響か世界的に氷河の後退が顕著になり、その結果この渓谷のような線状に刻み
         こまれた壮大な氷河削痕が観られるようになった。氷河が厚い氷を少しづつ滑らせながら堅い
         岩盤を永年削り続けた痕跡なのである。私にとっても初めて観る眼前の光景にただただ圧倒され
         ながらも、これは凄いと写真を撮る傍ら、ガラクタ美術館の館長は早速標本になる削痕片を探して
         持ち帰ったというわけである。

d0156718_21374843.jpg

         私の立っているところは氷河の脇で、中心部と異なり氷河削痕は見られない。恐らく氷河が
         運んだ氷河堆石(モレーン)であろう。

d0156718_21381733.jpg

         寄贈した氷河削痕標本(1)

d0156718_21385199.jpg

         寄贈した氷河削痕標本(2)

        (註)2012年4月に日本雪氷学会は釼岳の三の窓雪渓と小窓雪渓、立山の御前沢雪渓に存在
        する氷体の流動を確認し、「三の窓氷河」「小窓氷河」御前沢氷河」と呼称するとした。
        氷体の流動は氷河上に立てたGPS付き指標の移動で確認され、釼岳では1カ月に30センチ、
        立山では7~9センチ動いていると言う。
        その昔、スイスアルプスで初めて観る氷河に感激したものだが、日本にも氷河があったとは近頃
        嬉しい話である。

by kame0401 | 2014-09-08 19:02 | kameの独り言 | Comments(0)

オンボロ中啓「西王母」

          オンボロ中啓「西王母」   私のガラクタ美術館 



         私のガラクタ美術館のコレクションは、「なんでもある・ないものもある」のが特色で中には碌なもの
         もある。今回は能で使われる扇「中啓」であるが何しろオンボロで使いものにはならない代物である。
         オークションで見つけて落札したとき、流石の家内も驚いたほどである。届いた中啓は想像以上に
         痛みが激しく、表と裏を剥がして骨を抜く作業から始めたが、ご覧の通り虫食いの穴が至るところにあり、
         金箔や絵具を痛めないように少しづつ少しづつ剥がしていくのである。この中啓はオンボロとはいえ
         品格に優れ、私のガラクタ美術館お気に入りの逸品である。 今は額に入れて座敷に飾っているが、
         家内も今では私の慧眼に一目置くようになった。
d0156718_1749497.jpg

d0156718_1533992.jpg

         中啓(ちゅうけい)は能でシテが使う大型のもので、後見や地謡などは小型の鎮扇(しずめおうぎ)を使う。
         表は西王母伝説が裏側は蘺(まがき)と流水に菊がいずれも精緻に描かれている。

d0156718_12423581.jpg

         紀元前1000年頃の中国古代王朝の「周」の穆王

d0156718_12425530.jpg

d0156718_12431042.jpg

         精緻な筆さばきと肌色まで描き分けた彩色の冴えは見事で、優れた画工の手になるものと思われる

d0156718_12432633.jpg

         崑崙山に住む女仙人・女神の西王母

d0156718_12435476.jpg

         西王母のお供が捧げるのは3000年に一度実を結ぶと言う桃で不老長寿の霊薬とされる

d0156718_144908.jpg

          この天池の絵は1988年の中国の旅で、西王母ゆかりの天池を舟で対岸まで渡り、馬などを使い
          ながら天山山脈ボコダ峰のベースキャンプを目指した時のものである。  詳しくは別の機会に。
          下掲はこの中啓に見る西王母の世界を読みこんだ漢詩で拙著漢詩集「天山遊草」よりの抜粋である。


            天池                    天池

            翠瀲瑶池仙女郷        翠瀲瑶池仙女の郷

            清漣透絶似明粧        清漣透絶明粧に似たり

            恍然思到西王母        恍然として思い到る西王母

            快酔湖楼傾酒觴        湖楼に快酔して酒觴を傾くるに


       
     
            天山の雪解け水を湛えたる  天池は仙女の郷と聞く

            透きとおる水面輝くさざ波は   王母の粧い写せしか  

            池の辺の酒楼によりて盃を  重ねるほどに酔うほどに 

            夢か現か旅人の想いはいつか  蟠桃の王母の園を彷徨えり
 



              



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

by kame0401 | 2014-09-02 12:33 | 私のガラクタ美術館 | Comments(0)