教育勅語の復権を許すな

教育勅語の復権を許すな

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  最近マスコミで取り上げられている大阪・豊中の「瑞穂の国記念小學院」なるものは一体何者なのか。 私のように戦前の皇国史観に基づく教育を受けた世代は瑞穂の国と聞いただけで敏感に反応する。
  豊葦原瑞穂の国 神国日本は敗戦を「終戦」とごまかして総括をしないまま今日まで来たことがいろんな意味で問題を生んでいる。 明治維新なるものもその意味で総括をするする必要があるだろう。
  学校には奉安殿を設け天皇の御真影(写真)と教育勅語が納められていた。 式典には講堂に御真影が掲げられ、校長が教育勅語の拝読の最後に御名御璽と読み終わると顔を上げた生徒は一斉に水鼻を啜るというのが今でも鮮明な記憶として残っている。 因みにその当時の小学生の服の袖は水洟でテカテカに 光っていたことである(笑) 
  そもそも勅語とは天皇が臣民に対しのたまう言葉であり、現在は使われていない。教育勅語の内容以前に天皇が勅語で教育内容に口出しすることは認められていないし、現天皇も望んではいないはずだ。
  神道を教育に持ち出すのは許せないし私学も宗教団体とは一線を画すべきだろう。 教育勅語の亡霊がいまだに出没することに危機感と嫌悪感を持つ一人として黙って見過ごすわけにはいかない問題である。

<註>教科書などには御名御璽と書かれていたが、本物の勅語には上掲の資料のように明治天皇の名前が書かれ(印)璽が押されていた。
  拝読するときに天皇の名前を読むのは恐れ多いとしてギョメイギョジと読んでいた。

by kame0401 | 2017-03-08 12:19 | Comments(0)