2014年 09月 14日
天山の旅余話
天山の旅余話 ウルムチのバザール
天山山脈のの麓に新疆ウイグル自治区の首都ウルムチがある。賑やかなバザールを歩くとシシカバブ
(羊の肉の串焼き)の屋台からは煙と共に美味しそうな臭いが漂ってくる。お腹を壊さないかなと心配
しながら串を片手にバザールを見物する。その時買ったウイグル族の帽子である。
布地を売る髭のお爺さんが被っているのが上のウイグル帽である。
上のお爺さんの店で、バザールを歩くウイグルの女性が着ている服の独特の絣模様の絹地を購めた 。
烏魯木斉雑詩 烏魯木斉(ウルムチ)雑詩
午影街頭賈烤羊 午影の街頭烤羊を賈い
芬芬燔炙放燻香 芬芬として燔炙燻香を放つ
胡音胡俗両奇絶 胡音胡俗両つながら奇絶
耳目都無不異郷 耳目都て異郷ならざるは無し
昼下がり ウルムチの街 辻々に 賑わう屋台 シシカバブ
燻す煙は 芬々と 香 り漂い 売り声も 行き交う人の 装いも 皆 珍しく
耳にする 目に触れるもの すべて我 遥かな旅の 異 邦人
漢詩集 「天山遊草」より抜粋
天山山脈のの麓に新疆ウイグル自治区の首都ウルムチがある。賑やかなバザールを歩くとシシカバブ
(羊の肉の串焼き)の屋台からは煙と共に美味しそうな臭いが漂ってくる。お腹を壊さないかなと心配
しながら串を片手にバザールを見物する。その時買ったウイグル族の帽子である。
布地を売る髭のお爺さんが被っているのが上のウイグル帽である。
上のお爺さんの店で、バザールを歩くウイグルの女性が着ている服の独特の絣模様の絹地を購めた 。
烏魯木斉雑詩 烏魯木斉(ウルムチ)雑詩
午影街頭賈烤羊 午影の街頭烤羊を賈い
芬芬燔炙放燻香 芬芬として燔炙燻香を放つ
胡音胡俗両奇絶 胡音胡俗両つながら奇絶
耳目都無不異郷 耳目都て異郷ならざるは無し
昼下がり ウルムチの街 辻々に 賑わう屋台 シシカバブ
燻す煙は 芬々と 香 り漂い 売り声も 行き交う人の 装いも 皆 珍しく
耳にする 目に触れるもの すべて我 遥かな旅の 異 邦人
漢詩集 「天山遊草」より抜粋
by kame0401
| 2014-09-14 12:02
| 漢詩紀行
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