2013年 03月 05日
もう一つの「能・井筒」
もう一つの「能・井筒」 井筒ゆかりの高安の郷で
「高安薪能」 井筒 シテ山中雅志師 玉祖神社 2012.19.20
ここ高安は高台にあり大阪平野が見下ろせる絶景の地である。折しもススキの穂が風に靡き、井筒の舞台に
相応しい雰囲気を漂わせていた。
この高安には、能楽の高安流と言うのがあり、当日も高安流ワキ方宗家の高安勝久師や高安流太鼓方の
高野彰師が出演されていた。
この写真は山中雅志師から頂いたもので、昨年の10月20日に八尾市の高安にある玉祖(たまおや)神社で
催された「高安薪能」で演じられた師の「井筒」である。社殿の円い明かりがススキの陰の満月のようにも見え、
拙作の能面「若女」も佳い表情をしている。この若女は先の能面展の案内葉書やポスターに使ったものであるが、
ひょんなことでこの「井筒」に使ってもらえることになった強運の能面である。
10月29日といえば、11月3日の家内の井筒演能直前であるし、それも同じ井筒を師の山中雅志氏が演じられ、
さらにここは在原業平が通い続けた井筒ゆかりの高安の郷となれば、何を擱いても・・・・・・・
「高安薪能」 井筒 シテ山中雅志師 玉祖神社 2012.19.20
ここ高安は高台にあり大阪平野が見下ろせる絶景の地である。折しもススキの穂が風に靡き、井筒の舞台に
相応しい雰囲気を漂わせていた。
この高安には、能楽の高安流と言うのがあり、当日も高安流ワキ方宗家の高安勝久師や高安流太鼓方の
高野彰師が出演されていた。
この写真は山中雅志師から頂いたもので、昨年の10月20日に八尾市の高安にある玉祖(たまおや)神社で
催された「高安薪能」で演じられた師の「井筒」である。社殿の円い明かりがススキの陰の満月のようにも見え、
拙作の能面「若女」も佳い表情をしている。この若女は先の能面展の案内葉書やポスターに使ったものであるが、
ひょんなことでこの「井筒」に使ってもらえることになった強運の能面である。
10月29日といえば、11月3日の家内の井筒演能直前であるし、それも同じ井筒を師の山中雅志氏が演じられ、
さらにここは在原業平が通い続けた井筒ゆかりの高安の郷となれば、何を擱いても・・・・・・・
by kame0401
| 2013-03-05 17:54
| 能面雑話
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