2010年 08月 08日
マチャプチャレ 漢詩紀行(3)
マチャプチャレ峰
ヒマラヤの名峰マチャプチャレ6993メートル
マチャは「魚」+プチャレは「尻尾」を意味し、頂上が二つに分かれて魚の尻尾に見える。
仰双耳霊峰 双耳の霊峰を仰ぐ
双耳 霊峰 聳九天 双耳の霊峰九天に聳え
前人 未踏 白銀巓 前人未踏白銀の巓
登攀 禁制 千年掟 登攀禁制千年の掟
秀麗 孱顔 万古伝 秀麗の孱顔万古に伝う
双耳の霊峰 九天に 聳ゆるさまを
昔より 魚の尻尾と 呼び伝う
前人未踏の 神の座を
登攀禁制 千年の 掟を今に
麗しき 清き姿を とこしえに
立アンナプルナ聖域 アンナプルナ聖域に立つ
眼前 霧霽 絶巓浮 眼前霧霽れて絶巓浮ぶ
氷壁 峨々 八座抽 氷壁峨々として八座抽きんず
指点 霊峰 人感嘆 霊峰を指点し人感嘆
山光 雲彩 望悠々 山光雲彩望み悠々たり
霧晴れて 眼前浮かぶ ヒマラヤの
白き神々 峨々として 氷壁連ね
抽きんずる 八座の高嶺
人々の 感嘆しきり 指をさす
望み悠に 霊峰の
光に満ちて 雲居に立つを
熱いさなか、扇子で納涼して頂こう。
絵は上のマチャプチャレ峰で、麓の観光名所ポカラからも望める名峰である。
アンナプルナのトレッキングは、ポカラから登り始め、このマチャプチャレの
ベースキャンプ地を通り、さらに奥へと登っていく。
扇子の絵はそのベースキャンプから描いたもので、魚の尻尾の形もポカラから
見るのと、少し変わってくる。
また、このキャンプ地では突然の低気圧の通過で大荒れになり、雹が降り突風
でテントが飛ばされそうになった。その時、シェルパ達が雹混じりの突風の中で、
必死でテントを抑えて守ってくれたのには感動した。事実トイレテントは谷底に
飛ばされてしまったのだから、思えば恐ろしいひと時だった。
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ヒマラヤの名峰マチャプチャレ6993メートル
マチャは「魚」+プチャレは「尻尾」を意味し、頂上が二つに分かれて魚の尻尾に見える。
仰双耳霊峰 双耳の霊峰を仰ぐ
双耳 霊峰 聳九天 双耳の霊峰九天に聳え
前人 未踏 白銀巓 前人未踏白銀の巓
登攀 禁制 千年掟 登攀禁制千年の掟
秀麗 孱顔 万古伝 秀麗の孱顔万古に伝う
双耳の霊峰 九天に 聳ゆるさまを
昔より 魚の尻尾と 呼び伝う
前人未踏の 神の座を
登攀禁制 千年の 掟を今に
麗しき 清き姿を とこしえに
立アンナプルナ聖域 アンナプルナ聖域に立つ
眼前 霧霽 絶巓浮 眼前霧霽れて絶巓浮ぶ
氷壁 峨々 八座抽 氷壁峨々として八座抽きんず
指点 霊峰 人感嘆 霊峰を指点し人感嘆
山光 雲彩 望悠々 山光雲彩望み悠々たり
霧晴れて 眼前浮かぶ ヒマラヤの
白き神々 峨々として 氷壁連ね
抽きんずる 八座の高嶺
人々の 感嘆しきり 指をさす
望み悠に 霊峰の
光に満ちて 雲居に立つを
熱いさなか、扇子で納涼して頂こう。
絵は上のマチャプチャレ峰で、麓の観光名所ポカラからも望める名峰である。
アンナプルナのトレッキングは、ポカラから登り始め、このマチャプチャレの
ベースキャンプ地を通り、さらに奥へと登っていく。
扇子の絵はそのベースキャンプから描いたもので、魚の尻尾の形もポカラから
見るのと、少し変わってくる。
また、このキャンプ地では突然の低気圧の通過で大荒れになり、雹が降り突風
でテントが飛ばされそうになった。その時、シェルパ達が雹混じりの突風の中で、
必死でテントを抑えて守ってくれたのには感動した。事実トイレテントは谷底に
飛ばされてしまったのだから、思えば恐ろしいひと時だった。
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by kame0401
| 2010-08-08 01:00
| 漢詩紀行
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